カスタム隷奴II交流BBS [One Message View / Re[1]: ｋｉｓｓ作品の問題点]

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■2102 / 1階層)

　ｋｉｓｓ作品の問題点

□投稿者/ レインマン -(2007/12/19(Wed) 00:04:12)

確かにこのままやっていく限りでは3Dに押される危険はあるでしょうね
（正直、人工タンのネットを使用したコーディネイト交換システムとキャラ交換システムには驚かされた）
ただ、別の意味でやり方が悪いとも小生には見えるんですけど

> １・２Ｄなグラフィック
> 基本構図の枚数が少ないというのは痛いと思うのだけど、そうせざるを得ない背景にパーツ点数の増加によるレイヤーの増加というのがあるだろう。
> 早い話、手で書くのが面倒臭いってこと。
> 通常のエロゲーとかでも、差分入れて１０００とか、気合入ってるゲームで２０００とかＣＧがあるわけだけど、kiss作品に至ってはキャラパーツの数だけ倍々で差分も増えるわけで、いいかげん作る方の限界というのがあるのかもしれないね。

　確かに3Dの方が開発エンジンさえ十分に出来ればそれ以降は早いです、また衣装もかなりのバリエーション開発が出来ることはPOSERなんかの検討で小生も分るんですが、2Dには2Dにしか出来ないこともあるんですよね。
前も書いたかもしれませんが、

・身体の部分部分をカスタマイズしての、縄や拘束具等の密着衣装、壁面に縛りつけの表現は、3Dの場合拡大現象やメリ込みが発生して不自然になりやすい
・超平面表現は3Dグラフィックではたとえアニメシェーディングを使っても出来ない

　こういう2Dならではということをあまり考えていないのでは？とも小生には思えるんですよね。だから3Dでは本格的ハードSM調教SLG物は出にくくてハードSEX系が主体となると映っているんですけどどうなんでしょう。

そういう意味では「かのつく」みたいな構図だったら3Dでも出来るけど、「カスタム隷奴」がもっとハードSMに傾くと2Dだって捨てたものじゃないとも思えるんですけどね。
選択は
①　服で勝負するのは止めて、構図や顔で勝負するに持って行く
　　（ハード調教ではそれほど衣装は勝負の対象にならないと思うし、ほんとにハードな緊縛調教は3Dだともう２年はかかると思う）
②　3Dにして普通のSEX構図でいく
　　（衣装のバリエーションで勝負する場合は有利）
なんでしょうけど
　
> ２・音声
> もはやフルボイスは当たり前なご時世に、今回のは一部のみ音声ありとなってたわけだけど、これも問題といえば問題かな？
> というのも、初回開発分に関してはフルボイスにできるのだけど、追加プラグインの分に関してはあらかじめ録音しておくか、プラグインに課金をしないと音声を入れづらいというゲームの仕様上とでもいうか、開発上とでもいうかの問題点があるよね。

これに関しては、ある種の回答を打ち出したゲームありますよね。
「クラブロマンスへようこそ」です。
あれはベースシステムとキャラシステムが分離していて、キャラとその画像を追加で発売していくシステムなんですが
あれを応用して、

①、２タイプ（大人と少女）のキャラだけを入れた「カスタム隷奴ベース版」を「かのつく」のように全タイプの音声を2声優に読ませて発売
②　順次に重ね用のレイヤーだけ（主に表情）とそれに合った声優シナリオの追加バージョンを発売する

という方法も有りだと思えるんですよね。この方法だと最終的には表情や髪型に多数のバリエーションを付けていけるし、同一性格としても声の違いの細かな差異が出来て、構図は同じでも印象が異なるゲームに持っていける。
　別に声と追加レイヤーだけだって売り物にはならないとは小生は思っていない方ですから。（それにその方が今度はどんな目や髪型・声・シナリオが出てくるのかという期待が持てる）

KiSSのゲームっていうのはよく見ていると
プロトタイプゲームの発売　→　衣装プラグイン追加　→シーン追加したバージョンアップ
っていうことが多くて、その都度プロトタイプを直すもんだから、ゲームベースの弱さが浮き彫りになりやすいように見えるんですけど
（だから修正パッチが多く出る）
っていう感じなんですよね。

でも、追加発展性まで見込むんだったら
頑丈なゲームベースの発売　→　ゲームベースを変更しないプラグインの追加
（illision や　U・Me・Softはこの方法で来た）
の方が可能性はあると思うんですよ。
大体昔のゲームでSLGはヒロイン一人・二人なんていうのも結構ありましたから。「あの構図システムのままで声と顔だけ変わったらどうなんだろう？」とは結構思いましたよ。

　本当にゲームの値段は８８００円が妥当なのか、１作完結型のゲームしか売れないのか、というような今ではあたりまえのこととなっていることに疑問を持って再度ゲームを考えてもらいたいような気がするんですよね。新しいものは常識の排除から生まれてくるケースが多いですから。

　全てはプロデューサーさんとゲームシステム作成担当者さんの胸先三寸なんでしょうけど。

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