●ジャンル分け考察2(ジャンルミックス)●
2001-12/11
(火) |
昨日の続き。 ジャンルミックスとは複数のゲームジャンルを組み合わせたものです。 多分一番古いのはアクションRPGのゼルダの伝説(ディスクシステム)。 ついでシミュレーションRPGのファイヤーエンブレム(FC)。 見ての通りどちらも「RPG」が付いています。 これは昨日も言いましたが日本におけるRPG偏重によるものです。 もっとも、前者がRPGにアクション要素を付加したのに対し、 後者はSLGに成長システムを付加したものなのですが…。 ほぼ1ジャンルとして確立してるのは上記の2種くらいですし、 他に良く見かけるものはADV+SLGくらいなもので、 他は「レーシングRPG」はじめ、1本ないし数本しか存在しないマイナーなものでしょう。 問題なのはこれらのジャンルミックスによるジャンル表記です。 多くのショップ(新品のみも中古取扱も)ではソフトをジャンル毎に分けて並べます。 アクションRPGはRPGの亜流、 シミュレーションRPGはSLGの亜流として認識できますが、 それ以外のものは取扱う店によって別の場所にあったりします。 例えば「レーシング・ラグーン」。 これをRPGで見かけたり、モータースポーツで見かけたりします。 例えば「東京魔人学園(シリーズ)」。 これをADVで見かけたり、SLGで見かけたりします。 これらの混同は店にとってもユーザーにとっても 探しにくい=買いにくいものであり、互いの不利益になりかねません。 メーカー側はジャンルをちゃんと表記し、混乱せず売れるように配慮すべきです。 (ここから余談) アルファシステムスタッフが言う言葉に 「ガンパレードマーチはガンパレードマーチというジャンルにしたい (うろ覚え)」というものがあります。 ガンパレは既存のSLGに値しますが、 実際のプレイはむしろ古来のテーブルトークRPG つまり、「役割を演じる遊び」に近いです。 (テーブルトークRPG愛好者には良く勧めています) 今後もアルファシステムに限らずガンパレのように ジャンルミックスながらも別パートに思えないゲームが増えれば幸いです。 (余談2) 言うとバレると思いますが、わたしの勤め先は アーマードコア(初代)がSLGで、同バトルアリーナが格闘ACTだったり、 グローランサー1がシミュレーションRPGで、同2がRPGだったりと、 とってもちぐはぐしています(核爆) 何とかしてください(T-T) |